2024年2月21日のソレダメ!ではプレミアムコインが特集されました。
この放送を見て自分も持ってないだろうか?と考えた方も多いと思います。
そこでこの記事ではプレミアムコインについてまとめました。番組では取り上げられなかったものも紹介しますね。
価値のあるプレミアコイン一覧
プレミアムコインには希少価値のある年号や製造過程でのミス(エラー硬貨)、記念硬貨などがあります。
硬貨収集家の間で高値で取引されているので、ぜひ手元のコインを確認してみましょう。
1.1円玉
- 価値のある製造年: 平成23年、24年、25年、28年、29年、30年。
近年、キャッシュレス化の進展や税率変更の影響により、1円玉の製造枚数が大幅に減少しています。
特に平成23年以降の1円玉は、希少価値が高まっており、プレミア価格で取引されることが多いです。
平成末期には税率変更の影響で一時的に需要が増え、製造枚数が増加しましたが、令和に入ってからは再び減少しています。
この希少性のため、これらの年号の1円玉は将来的にも価値が上がる可能性が高いですよ。
2.5円玉
- 価値のある製造年: 昭和32年、平成22年、23年、24年、25年。
こちらもキャッシュレス化の影響で近年の5円玉の製造が限られています。
特に昭和32年と平成22年から25年間に製造された5円玉は、額面の約400倍の価値がつくこともあります。
加えて、昭和24年から33年に製造された5円玉はデザインが現行と異なり、「五円」の文字が楷書体で書かれているため、特に価値があります。これらの年号の5円玉は収集家の間で高い評価を受けています。
3.10円玉
- 価値のある製造年: 昭和61年(後期)。
昭和61年の後期に製造された10円玉は、翌年の昭和62年に導入される予定だった新デザインが誤って昭和61年後期に製造されたため、非常に珍しいとされています。
特に、平等院鳳凰堂のデザインの中央階段上部が縦の線と結合しているバージョンのものは価値が高いとされ、約20,000円程度の取引価格がつくこともあります。
4.50円玉
- 価値のある製造年: 昭和62年、平成21年、23年、24年、25年、31年。
50円玉では、特に昭和62年に製造されたコインが希少です。この年は一般流通用として50円玉が製造されなかったため、コレクター向けの貨幣セットでしか手に入れることができませんでした。
また、平成後半の50円玉も製造枚数が少なくなっており、価値が高いとされています。
5.100円玉
- 価値のある製造年: 昭和39年、平成13年。
100円玉では、昭和39年に製造されたコインが特に価値があります。
この年の硬貨には銀が含まれており、希少性が高いとされています。また、平成13年には製造枚数が大幅に減少したことから、これらの年号の100円玉は希少価値があります。
しかし、100円玉は他の硬貨に比べて流通量が多いため、価値は比較的低めになっています。
6.500円玉
- 価値のある製造年: 昭和62年、64年。
500円玉では、昭和62年と64年に製造された硬貨が価値があります。これらの年号の硬貨は製造枚数が少なかったことが理由ですが、価値は他の希少硬貨に比べて比較的低めです。
しかし、これらの年号の硬貨は額面以上の価値があり、約1.1倍~4倍の取引価格が相場となっています。
年号以外でも高値が付くコインについて
プレミアコインの価値は年号だけではなく、その他の要因によっても大きく変動します。以下は、年号以外で価値が付くコインの主なカテゴリとその特徴です。
1. エラーコイン
エラーコインは硬貨製造過程で発生したミスにより生じる非常に稀な硬貨です。これらの硬貨は通常の流通硬貨と異なる特徴を持っており、その希少性から高値で取引されることがあります。
主なエラーの例:
- 刻印ズレ: 硬貨のデザインや文字が本来の位置からずれている状態。
- 穴ズレ: 硬貨の中心に開けられるべき穴がずれている場合。特に5円玉や50円玉でこの種のエラーが見られます。
- 穴なし: 穴が開けられるはずの硬貨に穴がない状態。
- 角度ズレ: 硬貨の表面と裏面の図柄が正しく対応していない。
- 傾打ズレ: 表と裏の図柄の角度にズレが生じている状態。
- 影打ちエラー: 硬貨の両面が同じデザインになっている非常に珍しいエラー。
- ヘゲエラー: 金属がめくれた状態で印刷されている。
2. 記念コイン
記念コインは、国家や地域の重要なイベントや節目、歴史的な出来事を記念して発行される限定版硬貨です。これらは通常の流通硬貨とは異なるデザインや材質を使用しており、コレクターの間で特に人気があります。
例としては
- 東京オリンピック記念硬貨(昭和39年)
- 天皇陛下御在位記念硬貨(平成2~3年)
- 長野オリンピック記念硬貨(平成9年)
- 2002年FIFAワールドカップ記念硬貨(平成14年)
- 愛知万博記念硬貨(平成17年)
- 新幹線鉄道開業50周年記念貨幣(平成26年)
などがあります。これらの硬貨は、発行枚数の少なさや特別なデザインにより、高い収集価値を持ちます。
3. 希少な材質で作られたコイン
一般的な硬貨は銅、ニッケル、アルミニウム、亜鉛、錫などの材料で製造されますが、金や銀などの貴金属で作られた硬貨は特に価値が高いとされています。
これらは限定版であることが多く、コレクターの間で高値で取引されています。
例えば:
などがあります。
特に天皇御即位記念10,000円硬貨やFIFAワールドカップ杯記念1,000円硬貨は、金素材を使用しているため、非常に高い価値があるとされています。
これらの年号以外の要素による価値の高い硬貨は、プレミアム硬貨としての地位を確立しており、コレクターや投資家からの注目を集めています。
プレミアコインになれるポイント
1. 希少性
硬貨の価値はその希少性に大きく依存します。希少性が高い硬貨は、コレクターや投資家の間で特に求められ、高値で取引されることが一般的です。
発行枚数
硬貨の発行枚数が少ない場合、その希少性は高くなります。経済の動向や税率の変更などによって毎年発行枚数が変わるため、特定の年号の硬貨が非常に少なくなることがあります。
例えば、特定のイベントや記念事業に合わせて限定的に発行された硬貨は、一般の流通硬貨よりもはるかに少ない数量で製造されることが多いです。
入手の難しさ
入手が困難な硬貨も高い希少価値を持ちます。これには限定版の記念硬貨や、特定の地域・国でのみ流通している硬貨が含まれます。
2. 硬貨の状態
硬貨の状態はその価値を決定する重要な要素です。保管状態が良く、特に未使用の状態である硬貨は、使用されている硬貨よりもはるかに価値が高くなります。
未使用の重要性
未使用の硬貨は、新品同様の状態であり、摩耗や損傷がないため、コレクターにとって非常に価値が高いとされます。このような硬貨は、しばしば「ミント状態」と表現され、プレミアム価値が付加されます。
保存状態
硬貨の保存状態も価値に影響を与えます。錆びや汚れ、傷、摩耗などが少ないほど、硬貨は高価であると評価されます。
硬貨を適切に保管することは、その価値を維持するために重要です。通気性の良い場所で、専用のアルバムやケースに入れて保存すると、時間が経過しても状態を保つことができます。
これらのポイントを考慮することで、硬貨の収集や投資を行う際に、価値のあるものを見極めることが可能になります。希少性と状態を両方考慮することが、プレミアコインを見分ける上での鍵となります。
お持ちのコインの年号を確認してみよう!
お持ちの硬貨がもしかするとプレミア硬貨かもしれません。
今回紹介した年号や特徴を参考に、自宅の硬貨をチェックしてみてください。価値のある硬貨が見つかるかもしれません。また、プレミア紙幣も存在します。
記番号やアルファベットの配列に注目し、希少価値のある紙幣を探してみましょう。興味があれば、財布や貯金箱を調べてみてください。珍しい硬貨や紙幣が隠れているかもしれません。