赤ちゃんを連れた飛行機ありの旅行は本当にたくさんの「気がかり」があると思います。
途中でトイレになったらどうしよう!
途中で漏れたらどうしよう!
背中に漏れて着替えすることになったらどうしよう!
途中でミルク欲しいっていったらどうしよう!
ミルクあげるのに隣の人に見られたらどうしよう!
後ろの席から斜め方向で目撃されたらどうしよう!
他にも気圧の変化・長時間のフライト・移動できない席。
不安でいっぱいだと思います。
そんな方へ、北海道から羽田という1時間半というフライトではなりますが、万全の対策でぐずりゼロで乗り越えた私が、そのコツを伝えたいと思います。
赤ちゃんと快適な飛行機旅行をしたいかたはぜひご参考ください。
赤ちゃんが始終ごきげんをキープできる飛行機の過ごし方
赤ちゃんと快適に飛行機を過ごすためには、たくさんの工夫が必要です。各所でポイントがあるので順にお伝えしていきますね。
赤ちゃんのお世話がしやすい席の取り方
赤ちゃんと快適な飛行機旅を送るには、まず座席の取り方が重要になってきます。
今では座席も細かく指定して予約できますから、できるだけお世話のしやすい座席を取るようにしましょう。
私が思う一番お世話のしやすい場所は、2列シートの窓側です。
もし旦那さんもいれば、二人で隣の席を取れますので、万が一飛行機内でおむつ交換をしなければならなくなった時にすごく便利です。
それに3列だとミルクの時、隣の人に気を遣いますしね。
また、敢えて通路側にしなかったのは、離陸の際に窓の外の景色を、案外あかちゃんも楽しんでくれるからです。
離陸の猛スピード→地面から離れる→雲の上くらいまでは8ヶ月くらいになっていればわりかし釘付けで見ていてくれるんです。
もし帰省などでひとりの場合は、窓側の方が気を遣わないでミルクをあげられますし、赤ちゃんが予約したシートって予約が面では「赤ちゃんアリ」のマークが付くので空席になる場合が多いんですよね。
飛行機に乗るタイミングと準備
飛行機に乗るタイミングも重要です。だいたい優先搭乗時間というのがあって、妊婦さんや赤ちゃんを連れた方は先に乗ることができるんですが、敢えてこの優先搭乗の時には乗りません。
なぜかというと、単純に飛行機に乗る時間が増えるからです。
優先から一般の方が搭乗し始めるまではだいたい10~20分程度のタイムラグがあります。
ただでさえ、飛行機に乗った瞬間に泣くまでのカウントダウンが始まっているわけですから、できるだけこの時間を減らす努力をした方がいいですね。
しかもたまに、遅れて搭乗してくる方もいたり、悪天候で少し遅れたりすることもあります。
こうなると確実に離陸前に機嫌が悪くなるので、できるだけ遅く乗った方が気が楽なんですよね。
飛行機内で泣きださないようなミルクをあげるタイミングの確保
飛行機は高度を上げるときに耳がキーンとなってきます。これは気圧の関係です。
私たち大人は唾をのんだり、耳抜きをすることができますが、赤ちゃんはこれができません。
ひとたび耳に違和感を覚えると泣きはじめてしまいますので、離陸~雲の上に出るくらいにミルクをあげられるように事前にタイミングを合わせておくといいですよ。
そうするとミルクを飲みながら同時に耳抜きもできている状態なので、機嫌が悪くならないどころか、たまにそのまま飛行機の間中寝てくれることもあります。
飛行機内でご機嫌をキープするグッズ
離陸からミルクをあげても寝てくれなかった場合に重宝するアイテムをご紹介しておきますね。
窓
これは予約できたら、ですが、離陸~雲の上くらいまでは目まぐるしく景色が変わります。
時間にして20~30分くらいのことが多いです。
窓の外の景色を色々教えてあげながら過ごすと、興味をもってみてくれることも多いですね。
言葉はまだわからずとも、面白いみたいです。
おもちゃ
これはカバンの中にできるだけ入れておくといいですよ。
外の景色に飽きて、つまらなそうにし始めてから渡すといいです。
小さな音が出るくらいなら、飛行機のエンジン音で聞こえませんので、どんどん持ち込んでおきましょう。
絵本
絵本はCAさんが持ってきてくれることが多いんですが、大抵少し大人向けの絵本だったり、飛行機にちなんだ理解できないものが多いです。
なので、できれば自宅から一冊お気に入りの絵本を持って行くといいでしょう。月齢にもよりますが、仕掛けがある絵本だと時間をかせぎやすいです。
スマホ
最近では飛行機でWi-Fiが使えるようになっていることが多いです。
ですが、事前の設定が必要なことが多いので、搭乗する航空会社のHPを事前に調べて、必要なアプリなどは先にダウンロードしておきましょう。
また機内モードのままで遊べるアプリを入れておくのもいいと思います。
おかし
もう食べられるのでしたら、実はこれが一番効果があります。
飛行機で景色をみて、おもちゃで遊んで、絵本もスマホもみて…の最終手段としておかしを食べられると強いですね。
市販の赤ちゃん用のスナックはもちろんですが、私はみかんも持って行ってました。一緒に皮を向いたり、一房ずつはがして食べるので、いい具合に時間が掛かってくれます笑
赤ちゃんと飛行機に乗る時のごきげんな過ごし方まとめ
赤ちゃんと飛行機に乗る時は、事前の準備が結構大切です。
その事前の準備をしているかしていないかで、気持もずいぶんと違ってきますし、赤ちゃんが機嫌よく過ごしてくれるかというのも変わってきます。
飛行機にはCAさんという強い味方もいますが、離陸直後などは助っ人に入れないので、自分でしっかり準備して、快適な飛行機を過ごしてくださいね。