2022年11月8日に放送された『マツコの知らない世界』では、うなぎの魅力に迫りました。
3500食以上のうなぎを味わった経験を持つ親子、高城 久さんと高城 光寿さんが、最新の「３大うなぎニュース」を紹介。
その詳細を以下にまとめます。
マツコの知らない「うなぎの世界」
「うなぎの世界」についての詳しい解説をしてくれたのは、3500食以上のうなぎを食べ尽くしたという高城親子。
彼らは以前にも「養殖ウナギの世界」についての情報を共有してくれましたが、今回は「３大うなぎニュース」を発表。
2022年は、70年に1度のうなぎの豊作の年となりました。
関東と関西の地焼きの違いや、全国各地の蒸し方、そしてうなぎと玉子を組み合わせた究極のうな丼について、マツコも興奮しながら紹介していました。
地焼きが関東進出！元祖大阪 vs 最新東京
低火力でじっくりと焼き上げる関西風地焼き 炭火焼寝床（大阪）
大阪の心斎橋駅から徒歩10分の場所に位置する「炭火焼 寝床」は、創業から15年を迎える老舗のうなぎ専門店です。
●活締め特選うな重 6,028円
関西の焼き方の特徴として、炭を低めに配置し、遠火でじっくりと焼き上げる方法があります。
「炭火焼 寝床」では、うなぎを重ねて置くことで、中はふっくらと、外はパリッとした食感に仕上げています。
炭火焼寝床 心斎橋本店
住所：大阪市中央区東心斎橋2-6-11 三津寺リーズビル 2F
電話番号：06-6211-0679
営業時間：11:30〜14:00 17:00〜23:00
定休日：不定休 URL：https://sumibiyaki-nedoko.jp/
高火力で一気に焼き上げる江戸前地焼き わたべ（東京）
東京の春日駅から徒歩わずか1分の場所にある「わたべ」は、創業から74年の歴史を持つうなぎ専門店です。
コロナ禍を機に、キッチンカーでの“地焼き”提供を開始し、新橋やイタリア街などで月1回の出店を行っています。
また、店舗でも月1回、特別に地焼きうな丼を提供しています。
●特上うな丼 5,280円
関東の焼き方の特徴として、炭を高めに配置し、高火力で一気に焼き上げる方法があります。
「わたべ」では、骨を抜くことで火が通りやすく、タレがうなぎにしっかりと染み込むように工夫しています。
わたべ（和多遍）
住所：東京都文京区小石川1-9-14 アトラスタワー小石川 1Ｆ
電話番号：03-3812-7448
営業時間：11:30～14:00 17:00～21:30
定休日：水曜、木曜
URL：http://www.unagiyawatabe.com/
絶品のふわふわ食感！全国各地の蒸し製法
全国各地で行われている「蒸し製法」は、もともと天然うなぎをやわらかく仕上げるための製法でした。
しかし、現在では養殖うなぎにもこの製法が取り入れられています。
究極のプリふわ食感を持つ「生蒸し」 芳野屋（千葉・柏）
千葉県柏市にある「芳野屋」は、柏駅から徒歩1分という好立地に位置しており、創業から60年の歴史を持つうなぎ専門店です。
●生蒸し鰻重 3,960円
「生蒸し」とは、千葉県や埼玉県、東京などの一部地域で行われていた伝統的な製法です。
この製法のポイントは、串に刺した鰻を白焼きすることなく、蒸し器に入れて約20分蒸すこと。
これにより、フワッフワとした食感に仕上げることができます。
焼く際の難易度は高いものの、少し甘めのタレをつけて3回焼くことで、絶品のうなぎが完成します。
芳野屋
住所：千葉県柏市柏2-11-16 芳野ビル 1F
電話番号：04-7164-0160
営業時間：11:30～15:00 17:00～21:30
定休日：水曜
URL：https://twitter.com/UnagiYoshinoya
元祖 本吉屋（福岡・柳川）
福岡県柳川市に位置する「元祖 本吉屋」は、西鉄・柳川駅から徒歩10分の場所にあり、創業からなんと341年の歴史を持つ老舗です。
●せいろ蒸し（肝吸い・香物付）4,500円
「せいろ蒸し」とは、創業当初から続く伝統的な製法で、継ぎ足されたタレにうなぎを付け、網の上で蒲焼きにしていきます。
その後、せいろにご飯を入れて蒸し、その上に蒲焼きと錦糸玉子を乗せてさらに蒸します。
この製法により、うなぎは非常にやわらかくなり、その旨みと香りがご飯にしっかりと染み込みます。
元祖 本吉屋
住所：福岡県柳川市旭町69
電話番号：0944-72-6155
営業時間：10:30～20:00
定休日：月曜
URL：https://www.motoyoshiya.jp/
うなぎ割烹 北御門（長崎・諫早）
長崎県諫早市にある「うなぎ割烹 北御門」は、本諫早駅から徒歩8分の場所に位置しており、創業から139年の歴史を誇るうなぎ専門店です。
●上蒲御膳 3,910円
「楽焼蒸し」とは、少し甘めの薄口のタレにうなぎを付けて蒲焼きにし、その後、京都名産の「楽焼」に入れて器ごと蒸して提供する製法です。
この「楽焼」の二重底の空洞部分に水を入れて加熱し、蒸気で蒸すことで、うなぎの身がふんわりとやわらかく仕上がります。
割烹 北御門 諫早本店（きたみかど）
住所：長崎県諫早市八天町4-3
電話番号：0957-22-0167
営業時間：11:00～20:30
定休日：月曜
URL：https://www.kitamikado.info/
八べえ（東京・亀戸）
東京都江東区の亀戸に位置する「八べえ」は、JR亀戸駅から徒歩10分の場所にあり、創業から43年の歴史を持つうなぎ専門店です。
●三重五十鈴川産 東さんの天然うなぎ 6,000円～
「五右衛門」とは、千葉県の印旛沼周辺で行われていた伝統的な製法で、泥臭さを取るために開発されました。
この製法では、割いたうなぎを白焼きにし、その後、うなぎのダシ汁で約20分間湯通しします。
この湯通しにより、うなぎの身はやわらかく、プリっとした弾力が出ます。
そして、50年継ぎ足された甘辛タレをつけ、本焼きを行い、完成となります。
八べえ
住所：東京都江東区亀戸3-2-8 斉魯ビル 1F
電話番号：03-3682-7327
営業時間：11:30～15:00 17:00～21:00（日祝：11:30～21:00）
定休日：月曜
URL：https://www.instagram.com/HACHIBEE_UNAGI_KAMEIDO/
うなぎとふわトロの玉子を組み合わせた、究極のうな丼！
金のうな丼（埼玉）
埼玉県北葛飾郡の松伏町にある「川昌」は、創業から41年の歴史を持つうなぎ専門店です。
こちらの店では、うなぎとふわトロの玉子を組み合わせた「金のうな丼」を提供しています。
●金のうな丼 5,500円
この「金のうな丼」は、うなぎの蒲焼きと、ふわトロの玉子を組み合わせた一品。
うなぎの旨みと、ふわふわの玉子の組み合わせが絶妙で、一度食べたら忘れられない味わいとなっています。
川昌
住所：埼玉県北葛飾郡松伏町大字松伏字大谷地1-1
電話番号：048-992-1122
営業時間：11:00～20:00
定休日：火曜
URL：https://www.kawamasa.com/
きんし丼（滋賀）
逢坂山 かねよ（滋賀） 逢坂山 かねよは、創業から150年以上の歴史を持つ老舗のうなぎ専門店です。
その名は京都や湖国観光の際には外せないスポットとして、多くの観光客や地元の方々に愛されています。
店舗は、京阪電車京津線大谷駅から東海道旧道を逢坂関所跡へ向かって約50米の場所に位置しており、四季折々の美しい景色に囲まれた庭園が魅力。
特に夏は、関西の箱根・軽井沢とも称される涼しい避暑地として知られています。
●きんし丼 2,530円
きんし丼は、出汁巻き玉子を主役にした一品で、店が混んだ時にそのままの形で提供したところ、予想以上の反響を得て、現在も多くのお客様からの注文を受けています。
逢坂山 かねよのきんし丼は、伝統の技法とこだわりの材料で作られ、その味わいは一度食べたら忘れられないものとなっています。
逢坂山 かねよ
住所：滋賀県大津市大谷町23-15
電話番号：077-524-2222
営業時間：11:00～20:30
定休日：[本店]木曜 [レストラン]火曜
URL：http://www.kaneyo.in/。
