赤ちゃんも楽しめる雪遊びは、王道のところでいくと
- 雪だるま作り
- ソリ遊び
- かまくら作り
とありますが、この辺りは誰でも思いつきますよね。
そこで、飽きるほど雪遊びしてきた北海道民の私が、少し違った遊びをご紹介。
生後半年~1歳くらいの赤ちゃんなら楽しめると思うので、ぜひ取り入れて下さいね。
赤ちゃんも楽しめる雪遊び:豪雪地帯編
雪遊びと言っても地域差があると思います。まずは豪雪地帯からの雪遊びをご紹介しますね。
赤ちゃんならただ雪をいじったり投げたりするだけでも十分楽しめると思いますが、+αです。
①スノーキッチン
ペットボトルに絵の具で色水を作って、それを雪に振りかけます。
この時、赤・青・黄くらいの三色以上あるといいですよ。原色を使用しても雪にかけることでピンクや水色になるので、綺麗な発色になります。
この3色を混ぜると、黄緑色や薄紫色も作れてとってもきれい。
赤ちゃんに色のついた雪を見せてあげたり、雪玉にして並べてアイスに見立てたりして遊ぶと喜びます。
②滑り台
雪が多く降ったなら、小さな小山を作って滑り台にしてみましょう。
まだ歩く前の赤ちゃんなら、親が抱っこしてから滑らせてあげるといいですね。
ハイハイするガッツがあるなら、登らせてあげると結構運動になるので、午前中に遊ばせてあげれば午後はぐっすりです。
何度も滑ることでツルツルになってきますので、楽しく滑ることができますよ。
③宝探し
雪の中にボールプールなどのボールや壊れないおもちゃを埋めて宝探しゲームも楽しいです。
あまり深くに入れてしまうと探せないと思うので、少し色がみえるくらいの浅いところに隠すのがポイント。
どこかなどこかな~の掛け声と一緒に探させてあげてくださいね。
赤ちゃんも楽しめる雪遊び:雪が少ない地域なら
次に関東南部など、雪が降っても十数センチ程度の場所に合っている雪遊びです。
豪雪地帯編のものを取り入れてもいいですが、臨機応変にどうぞ。
①雪だるまをアレンジ
大きな雪だるまを作るのは大変だと思うので、小さくても凝った雪だるまを作ってあげましょう。
小石をボタンにしてみたり、小枝を腕にしてみたり。ナナカマドの実が近くに落ちていたら、それを利用して飾りつけしてあげてもいいと思います。
豪雪地帯だと案外飾るものがないので、雪だるまづくりって大きさ勝負になってしまいます。
②雪かき
大人にとっては面倒ごとでも、赤ちゃんにとっては楽しい遊びです。
まだ力がないので頭数には入れませんが、小さなスコップを持たせてあげると喜んだりします。
スコップで遊んでいる横で、大人は本気の雪かきです。
もし雪かきである程度の雪が集まったら、豪雪地帯編の滑り台やスノーキッチンの遊びも取り入れるといいですよ。
③ソリ運び
赤ちゃんのそり遊びは、滑るというよりも散歩です。
赤ちゃんをソリに乗せて、家の前の道をくるりと回るといいですよ。
大人は引っ張っているだけですが、赤ちゃんは景色をみたり、雪を触ってみたり喜んでくれます。
ソリに揺られるのが心地いいのか、たまに眠ってしまうこともあります。
赤ちゃんが雪遊びを楽しむための服装は?
赤ちゃんが雪遊びを楽しむためには、何よりも服装が大切です。
服装が寒さに耐えられないと、遊びどころか即効で家の中に戻ることになってしまいます。
推奨する服装は
- つなぎ
- ニット帽
- 靴下
- ブーツ(長靴可)
- 手袋
- マフラー
です。
赤ちゃんのうちは、上下セパレートのものではなくて、スノーコンビと呼ばれるつなぎの方がいいでしょう。
つなぎはの中は気温にもよりますが、ズボンにトレーナーくらいの格好で大丈夫です。
それ以上厚くすると汗をかいて逆に寒くなってしまうので注意してください。
また、ブーツや手袋に隙間から雪が入り込むと、いちいち雪を取り除かなければいけませんし、何より冷たくなって機嫌が悪くなってしまいます。
脚絆と呼ばれる腕抜きのようなものを、足と手の裾・袖の間に装着してあげると、長い時間遊ぶことができますよ。
手袋は5本バラバラのものではなくって、ミトンタイプのものを選ぶようにしてくださいねー。
赤ちゃんと雪遊びするときの注意点
また、色々と口に入れる時期かと思いますので、雪を口に入れないように注意してくださいね。
空気中の塵などゴミが結構付いているので綺麗なものではありません。口に入れると土っぽい味がしますので。
その意味でも、雪をつかみずらいミトンの手袋をはめておくことは大事なんですよ。
赤ちゃんと楽しむ雪遊びまとめ
赤ちゃんのうちはできる雪遊びなんて少ないと思っていたかもしれないですが、大人主導で遊んであげれば色々とアイディアが出て来ます。
今はまだ言葉にできなくても、おしゃべりが始まった時に、
「雪に色付けて遊びたい」なんて嬉しい事も言ってくれるようになるので、小さいうちから色々と試してみるといいと思います。
ただ、最初は雪の冷たさにびっくりすることがほとんどですので、徐々に慣らしていってあげてくださいね。
最初からガッツリ遊ぼうと思って、しばらく雪が嫌いになってしまったことがあるので、無理なく楽しく遊ぶというのがポイントです。
また、体が寒くて冷たい…と感じた瞬間に家に戻ろうとしますので、防寒対策は万全にして外に出るようにしてください。