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マツコの知らない世界「新時代の絶品カップラーメンとは?」大山即席斎さんによる詳細解説とアレンジレシピ

2019年1月8日(火曜日)の『マツコの知らない世界』2時間スペシャルでは、日本の食文化として不動の人気を誇るカップラーメンにスポットを当てました。

誕生から60年を迎えるカップラーメン。

その中から、1万5千食以上を試食したカップラーメンマニア「大山即席斎」さんが、特にオススメする逸品を紹介します。

インスタント麺の熱狂的ファン、大山即席斎さんの登場!

大山即席斎さんは、日本を代表するインスタント麺の愛好者として知られています。

これまでの人生で1万5千食以上のカップ麺を試食し、その経験と知識は圧巻。

35年以上にわたり、食べたカップ麺のフタや容器を収集し続け、その数は驚異の2万点を超えています。

彼の影響力は絶大で、2012年の『マツコの知らない世界』出演時に紹介した「シロクマラーメン」は、放送後の反響で売り上げが10倍に跳ね上がり、180万食を売り上げるヒット商品となりました。

SNSブームを反映した、インパクト大のカップ麺選び

カップ麺業界は、年間1500種類もの新商品が登場する競争激化の市場。

しかし、その中で実際に市場に定着するのはわずか3つ程度と言われています。

大山さんが特に印象に残っているカップ麺として、以下の商品を紹介しました。

明星「のりたま焼きうどん出汁醤油味」:2017年に一時的に発売された限定商品。

ペヤング「チョコレートやきそば ギリ」:マツコさんも驚きの組み合わせで、放送時には「あり得ません!」とコメント。

ペヤング「たらこやきそば」:マツコさんが放送中に試食し、その美味しさに驚きました。

ペヤングスカルプDやきそば」:髪の毛に良いとされるワカメやひじきなどのトッピングが特徴。

マルちゃん「QTTA(クッタ)」シリーズ:縦型のカップが特徴で、ダウンタウン松本さん出演のCMでも話題となりました。

地域とラーメン店のコラボが生んだ、新たなカップ麺ブーム

カップラーメンの歴史は、戦後の日本から始まりました。

1990年代から2000年代初頭にかけては、「和歌山ラーメン」や「佐野ラーメン」、「喜多方ラーメン」など、各地域の特色を持った「ご当地カップラーメン」が次々と登場。

そして、2000年代以降は、特定のラーメン店とのコラボによるインスタントラーメンが市場に登場しました。

大山さんはこれを「ご当店ラーメン」と称しています。

その中でも特に注目されているのが、札幌の有名ラーメン店「すみれ」とのコラボ商品。

マツコさんもこのラーメンを非常に気に入っているとのこと。

札幌の有名ラーメン店「すみれ」とのコラボ商品

セブンイレブンは「名店の味シリーズ」として、多くの有名ラーメン店とのコラボ商品を展開しています。

中でも、北海道の人気味噌ラーメン店「すみれ」とのコラボ商品は注目を集めています。

すみれ監修の商品はカップラーメンだけでなく、ワンタンスープや冷凍チャーハン、チャーシュー、生麺タイプなど多岐にわたります。

特に、『すみれ 札幌濃厚味噌』と『最高に面倒で最高にうまい。すみれ 特濃芳醇みそ』の2つのカップラーメンが話題となっています。

前者は税込300円で、後者は税込429円というプレミアム価格。

ちなみに特濃芳醇味噌はセブンプレミアム15周年記念として作られた数量限定の商品。

具材は一切入っておらず、麺とスープだけで勝負するスタイルです。

定番カップ麺の背景には、深い歴史と進化が

1971年に発売された日清のカップヌードルは、その革新的なアイディアと美味しさで瞬く間に大ヒットしました。

その後も、カレー味やチリトマト味、シーフード味など、多くのフレーバーが定番として市場に定着。

マツコさんが特に好きなのは、カレー味。

一方、2014年に発売された「カップヌードル トムヤムクンヌードル」は、タイの伝統的な味を再現した商品として、一時は生産が追いつかないほどの人気を誇りました。

カップヌードル トムヤムクンヌードル

タイ料理の代表的なメニューであるトムヤムクンを再現したこのカップヌードルは、インスタントとしては非常に本格的な味わいが楽しめます。

特に、日清カップヌードルトムヤムクン味は、その独特の酸っぱさと辛さがしっかりと再現されており、「本格的!」とうい声も多数。

価格は税別168円で、スーパーでのキャンペーン時には、カップヌードルを2個購入すると、追加のかやく(唐辛子や謎肉など)が2袋もらえるという特典があることも。

そのオマケのかやくをトッピングして食べるとさらに風味が増すんですよ。

このカップヌードルは、トムヤムクンの独特の風味をしっかりと再現してるのでタイ料理のファンや、新しい味を求める方々には特におすすめの一品と言えるでしょう。

2019年のカップ麺トレンドは「麻辣」

大山さんが2019年のカップラーメントレンドとして注目しているのは「麻辣(まーらー)」というキーワード。

中国の四川料理でよく使われる「麻辣」は、辛さの中に独特のシビレ感があり、これがカップ麺にも取り入れられているという。

大山さんは、この「麻辣」を取り入れたカップ麺が、今後の市場で大ヒットする可能性が高いと予測しています。

特に、ヤマダイの「ニュータッチ凄麺 THE・汁なし担担麺」は、その本格的な味わいが話題となっており、マツコさんも番組内で試食。

その結果、マツコさんの反応は少し微妙なものでしたが、多くの視聴者が試してみたくなること間違いなしの商品となっています。

また、一平ちゃんの「夜店の焼きそば 麻辣味」も、この「麻辣」ブームに乗った商品として注目されています。

2019年のカップ麺売り上げランキング

日本最大級のマーケティングリサーチ会社「Ture Data」社の調査によると、2019年のカップ麺売り上げランキングは以下の通り。

大山さんは、これらの商品が長年にわたりランキングに名を連ねる理由として、「子供の頃に味わった記憶が強く残っているから」と分析。

マツコさんもこの意見に頷きました。

しかし、実はこれらの定番商品も、時代と共に微妙に味が変わってきているとのこと。