『マツコの知らない世界【妖怪の世界】』では、妖怪愛に溢れる早瀬康広さん、木下昌美さん、関本創さんがスタジオに招かれました。
彼らが紹介するのは、座敷童やアマビエ、カッパなど、私たちの日常に潜む様々な妖怪たち。
さらに、日本に伝わる妖怪伝説が色濃く残る、日本最強の妖怪村への特別な潜入レポートもお届けします。
マツコの知らない世界【妖怪の世界】
「妖怪の世界」案内人
この番組での案内人として、妖怪の魅力を伝える3人のスペシャリストをご紹介します。
早瀬康広さん
人気怪談Youtuberとして知られる早瀬康広さん。
彼の運営する「怪奇ユニット都市ボーイズ」のYouTubeチャンネルでは、都市伝説や怪談、オカルトに関する情報を発信しており、ファンからの支持を集めています。
チャンネル登録者数は26万人を超える大人気チャンネルです。
木下昌美さん
妖怪文化に深い知識を持つ木下昌美さんは、奈良妖怪新聞の発行者としても知られています。
彼女はテレビ番組「沸騰ワード10」にも出演し、その独自の視点で妖怪に関する情報を伝えています。
彼女の著書「すごいぜ!! 日本妖怪びっくり図鑑」は、妖怪ファン必読の一冊です。
関本創さん
若干中学生ながら、妖怪に関する深い知識を持つ関本創さん。
テレビ朝日「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」において、妖怪博士として出演しています。
彼の著書「小学5年生がかいた ざんねん いがい ゆかいな 妖怪事典」は、子供から大人まで楽しめる内容となっています。
紹介された妖怪
アマビエ(熊本県 江戸時代)
アマビエは、疫病を退散させる力を持つと伝えられる妖怪です。
特に近年、その存在が再び注目されています。
関本くんおすすめ可愛い妖怪5選
関本くんが特におすすめする、魅力的な妖怪たちを紹介します。
1.やれな婆(島根):人を欺こうとする狐の妖怪。
しかし、その計略は人間に見破られることが多い。
2.セコ(九州):この妖怪は、鰯の姿を見ると驚き逃げ出してしまうという特徴があります。
3.ヤカンコロガシ(新潟など):ヤカンを転がす音を立てて人々を驚かせる妖怪。
4.豆腐小僧(全国):ただ豆腐を持って立っているだけの、非常にシンプルな妖怪。
5.座敷童(東北):この妖怪が住み着くと、その家は繁盛すると言われています。
岩手県二戸市「緑風荘」には、座敷童の伝説が今も残っています。
天狗
天狗は、7世紀から日本に伝わる代表的な妖怪です。
古代には流れ星などを「天かける狐」として表現されていましたが、平安時代には空を飛ぶ姿が鳥になり、室町時代以降は鼻の高い天狗の姿として知られるようになりました。
ネクストブレイク妖怪
アカナメ(垢嘗):風呂場に溜まった垢を舐める妖怪。
清潔好きな人には少し気になる存在かもしれません。
金霊:この妖怪は、見た人やその家を繁栄させると言われています。
有名な漫画家、水木しげるさんが実際に目撃したという逸話もあります。
日本全国妖怪ビジネス
岩手県遠野市
遠野市は、柳田國男の「遠野物語」の舞台としても知られる、多くのかっぱ伝説が残る場所です。
ここでは、かっぱを捕獲すると賞金1000万円がもらえるというユニークな企画も行われています。
兵庫県神崎郡福崎町
福崎町は、柳田國男の故郷としても知られています。
町の中心部には、河童のガジロウが設置されており、観光客の目を引いています。
鳥取県境港市
境港市は、妖怪に関するビジネスが非常に成功している場所です。
特に、水木しげるさんの出身地としても知られています。
市内には、妖怪ブロンズ像が多数設置されており、夜にはライトアップされるなど、観光スポットとしても大変人気です。
徳島県三好市山城町大歩危
こちらは、最強の妖怪の聖地として知られる場所です。
吉野川の激流によって形成された渓谷には、約70種類の妖怪の伝承が残っています。
この地域では、「妖怪村」としての町おこしも行われており、多くの観光客が訪れます。
【妖怪の世界】まとめ
『マツコの知らない世界』で紹介された妖怪の世界。
日本の伝統と文化を感じることができるこの世界は、深く興味深いものがあります。
妖怪に関する情報を発信する木下昌美さんや、テレビ番組での活躍が注目される関本創さんなど、妖怪愛に溢れるゲストたちの情報も非常に魅力的でした。