2023年5月16日、人気番組「マツコの知らない世界」で、水族館プロデューサーの中村元さんが、この夏に訪れるべき魅力的な水族館を紹介しました。
どの水族館が取り上げられたのでしょうか?以下に詳しくまとめてみました。
新たにオープン!話題の最新水族館
近年、日本各地で新しい水族館がオープンしており、その中でも特に注目されている施設をピックアップしてご紹介します。
AOAO SAPPORO(北海道)
札幌市内の新しいランドマークとして注目されている複合施設『moyuk SAPPORO』内にある、最新の都市型水族館です。
3つのゾーンで構成されており、ペンギンや熱帯魚などの展示のほか、水族館の裏側を知ることができるバックヤードの公開も行われています。
さらに、デジタルアートを駆使した展示や、熱帯の緑が豊かに広がるミニ植物園など、多彩な体験が楽しめるのが特徴です。
2023年7月20日(木)にオープン予定なので、夏の旅行の際にはぜひ訪れてみてください。
AOAO SAPPORO(北海道)
所在地 :北海道札幌市中央区南2西3南丁目20番地moyuk SAPPORO 4階〜6階
営業時間:10:00〜22:00(最終入館21:00)※季節によって変更する場合あり
料金 :
大人(高校生以上) 2,200円
中学生・小学生 1,100円
幼児(3歳以上) 200円
átoa(兵庫県)
神戸市に位置するátoaは、アクアリウムと舞台美術やデジタルアートが融合した新しい形の劇場型アクアリウムです。
約60基の水槽があり、それぞれが異なるテーマを持つデザインが施されています。
特に、国内最大級の球体水槽「AQUA TERRA」や、ガラス床からの展望が楽しめる「MINAMO」など、訪れる人々を魅了する展示が多数あります。
神戸観光の際には、この新しい水族館を訪れて、新しい体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
所在地 :兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
電話番号:078-771-9393 営業時間:10:00~20:00
※最終入場は閉館の60分前まで
料金 :
大人(中学生以上) 2,400円
小人(小学生) 1,300円
幼児(3歳以上) 600円
3歳未満 無料
四国水族館(香川県)
四国水族館は、美しい瀬戸内海に面して建てられた、次世代型の水族館として多くの人々から注目を浴びています。
四国の特色である四方を海に囲まれた環境を活かし、瀬戸内海エリアや太平洋エリア、清流エリアなど、多様な水環境を再現しています。
特に、世界三大潮流の一つとして知られる「鳴門のうずしお」を模した「渦潮の景」は、渦潮の中で魚たちがどのように生活しているのかを間近で観察することができ、訪れる人々を魅了しています。
所在地 :香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
電話番号:0877-49-4590 営業時間:9:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
料金 :
大人(16歳以上) 2,400円
中学生・小学生 1,300円
幼児(3歳以上) 600円
3歳未満 無料
川崎水族館(神奈川県)
川崎水族館、通称「カワスイ」は、川崎駅のすぐ近くに位置する商業施設の中にある、アクセス抜群の都市型水族館です。
アマゾンの熱帯雨林やアジア、オセアニア、アフリカなどの水辺の生態系を再現しており、最新のデジタル技術を活用して、昼夜で異なる展示空間を楽しむことができます。
特に、五感を刺激する新感覚の展示が人気で、訪れる家族連れやカップルから高い評価を受けています。
所在地 :神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
電話番号: 044-222-3207 営業時間:10:00 〜 20:00(最終入館 19:00)
料金 :
大人 2,000円
高校生 1,500円
中学生・小学生 1,200円
幼児(4歳以上) 600円
DMMかりゆし水族館(沖縄県)
DMMかりゆし水族館は、沖縄の美しい自然を背景に、最新の映像技術や空間演出を駆使して作られたエンタテインメント型の水族館です。
亜熱帯の森や澄んだ海、そしてその中に生息する多彩な生物たちの生態をリアルに再現しています。
昼と夜で異なる演出が施されており、南国の魅力を最大限に感じることができます。
電話番号:098-840-6900 営業時間:9:00〜20:00
※最終入館は営業時間終了の90分前です
料金 :
大人(18歳以上) 2,400円
中人(13~17歳) 2,000円
小人(4~12歳) 1,500円
3歳以下 無料
足摺海洋館(高知県)
足摺海洋館「SATOUMI」は、高知県の足摺岬に位置する、海と自然をテーマにしたアドベンチャーミュージアムです。
足摺の原生林や竜串湾の美しい海を再現した展示は、訪れる人々を魅了しています。
また、足摺の海から外洋、深海へと続く生態系を学ぶことができるので、教育的な側面も持っています。
所在地 :高知県土佐清水市三崎4032
電話番号:0880-85-0635
営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
料金 :
大人 1,200円
小人(小学生~高校生) 600円
シーライフ名古屋(愛知県)
シーライフ名古屋は、名古屋市内の『LEGOLAND ® Japan Hotel』内に併 設されている、家族向けの水族館です。
スコットランド発祥の「シーライフ」ブランドを採用しており、世界50か所以上で展開されているこのブランドの水族館は、子供たちを中心に多くのファンに支持されています。
様々な川や海の生態系を再現し、訪れる家族たちに楽しい体験を提供しています。
所在地 :愛知県名古屋市港区金城ふ頭二丁目7番地1
電話番号:050-7005-8605
営業時間:11:00~17:00(最終入館16:00)
料金 :
大人(13歳以上) 1,800円~
小人(3~12歳) 1,400円~
※ご利用の日時によって料金が異なります。
マリホ水族館(広島県)
マリホ水族館は、ショッピングモール「マリナホップ」の中に位置する、広島の新しい観光スポットです。
特に注目すべきは「うねる渓流の森」ゾーン。
ここでは、広島県指定の天然記念物であるゴギ(イワナ属)を見ることができます。
この水槽は、流れの速い渓流を特別なポンプを使用して再現しており、そのような技術を取り入れた水槽は世界で初めてです。
所在地 :広島県広島市西区観音新町4丁目14−35
電話番号:082-942-0001
営業時間:
4月~10月 10:00~19:00
11月~3月 10:00~17:00
※土日祝は10:00~19:00の営業
※最終入館は閉館15分前まで
料金 :
大人 1,000円
小人(6~17歳) 550円
幼児(3歳以上) 350円
クラゲの浮遊感を楽しめる水族館
水族館と言えば、最近はクラゲの展示が人気を集めています。
その中でも、クラゲの美しい浮遊感を最大限に楽しめる水族館をいくつかご紹介します。
京都水族館
京都水族館は、歴史的な都市・京都の中心部に位置する、緑豊かな公園の中にあります。
特に、クラゲゾーン「GURIRI」は見逃せません。
こちらの水槽には、約1500匹のミズクラゲが泳いでおり、360度のパノラマビューでその美しさを堪能できます。
まるで海の中にいるかのような感覚を体験できるでしょう。
所在地 :京都府京都市下京区観喜寺町35−1
電話番号:075-354-3130
営業時間:①10:00~18:00 ②10:00~20:00 ③09:00~20:00※日によって営業時間が異なる
料金 :
大人 2,400円
高校生 1,800円
中学生・小学生 1,200円
幼児(3歳以上) 800円
サンシャイン水族館
サンシャイン水族館の新しい展示「海月空感」では、クラゲの魅力を最大限に引き出しています。
国内最大級の幅約14mの水槽には、約1500匹のミズクラゲが泳いでいます。
最新の照明技術や音響を駆使して、訪れる人々に圧倒的な没入感と浮遊感を提供しています。
所在地 :東京都豊島区東池袋3丁目1サンシャインシティワールドインポートマートビル
電話番号:03-3989-3466
営業時間:9:30~21:00
料金 :
大人(高校生以上) 2,600円~
中学生・小学生 1,300円~
幼児(4歳以上) 800円~
※日によって営業時間が異なる
水族館を超えた!?動物園の水槽展示
近年、動物園の中にも水族館並みの水槽展示が増えてきました。
その中でも特に注目すべき動物園をご紹介します。
札幌円山動物園
札幌円山動物園は、1951年に開園した北海道初の動物園です。
現在では、約150種類の動物たちを展示しており、その中でも特に注目すべきはゾウやホッキョクグマの水槽展示です。
ゾウが水浴びを楽しむ姿や、ホッキョクグマが水に飛び込む姿を間近で見ることができるのは、この動物園ならではの魅力です。
所在地 :札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話番号:011-621-1426
営業時間:9:30~16:30※最終入園16:00
入場 料金:
大人 800円
高校生 400円
中学生以下 無料
隠れた名所!マイナー水族館の魅力
日本各地には、大手チェーンにはない独自の魅力を持つ小規模な水族館が点在しています。
今回は、そんなマイナーながらも魅力的な水族館をいくつかご紹介します。
もぐらんぴあ水族館
久慈の海の生命と文化 もぐらんぴあ水族館は、岩手県久慈市にあるユニークな水族館で、石油備蓄基地の作業用トンネルを活用した地下の施設です。
ここでは、久慈の海を凝縮した展示を通じて、三陸の海の生物たちの美しさや、地域の伝統的な「南部もぐり」と「北限の海女」の文化を学ぶことができます。
特に、実際の潜水や素潜りの実演は見どころの一つです。
所在地 :岩手県久慈市侍浜町麦生1−43−7
電話番号:0194-75-3551
営業時間:4月~10月 9:00~18:00 11月~3月 10:00~16:00
※最終の入館は30分前まで
休館日 :月曜日(休日の場合はその翌日)
料金 :
大人 700円
学生・高校生 500円
中学生・小学生 300円
なぎさ水族館
アワサンゴ養殖のパイオニア 山口県に位置するなぎさ水族館は、飼育員がたった2人という小さな施設です。
しかし、その規模を裏切るように、世界で初めてニホンアワサンゴの養殖に成功した実績を持っています。
そのため、貴重なアワサンゴの展示が楽しめます。
所在地 :山口県大島郡周防大島町大字伊保田2211−1
電話番号:0820-75-1571
営業時間:9:00~16:30
入場料金:
大人 210円
中学生・小学生 100円
北の大地の水族館
北海道の自然を再現 北の大地の水族館は、規模は小さいものの、その中には世界初という2つの特別な水槽があります。
『滝つぼ水槽』では、滝の壺の底から水面を見上げることができ、清流に生息するオショロコマを観察することができます。
また、『四季の水槽』は、北海道の川を再現したもので、冬には水面が凍結し、氷の下の生態を観察できます。
さらに、『イトウの大水槽』では、イトウの捕食シーンをリアルタイムで見ることができます。
所在地 :北海道北見市留辺蘂町松山1-4
電話番号:0157-45-2223
営業時間:8:30~17:00 冬季(11月~3月)9:00~16:30
※最終入館時間は閉館20分前
入場料金:
大人 670円
中学生 440円
小学生 300円
伊勢シーパラダイス
触れ合える海の生き物たち 伊勢シーパラダイスは、魚だけでなく、イルカやトド、セイウチ、ゴマフアザラシなど多彩な生き物を飼育しています。
この水族館の最大の特徴は、動物との間に『柵』がないこと。
そのため、セイウチやアザラシなどの生き物を間近で見るだけでなく、実際に触れることもできます。
所在地 :三重県伊勢市二見町江580
電話番号:0596-42-1760
営業時間:9:30~17:00
入場料金:
大人 2,100円
中学生・小学生 1,000円
幼児(4歳以上) 500円
シニア(65歳以上) 2,000円
まとめ:隠れた名所を訪れてみよう!
今回は、テレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介された、夏に訪れたいおすすめのマイナー水族館をピックアップしてみました。
日本各地には、まだまだ知られざる魅力的な水族館がたくさんあります。
気になった水族館はありましたか?次の休日には、ぜひ足を運んでみてください。
それでは、次回もお楽しみに!